2012年10月30日火曜日

CAFE HAUS

現在の仕事柄飲食店が気になる増田です。

本日は地域密着のお店様について書きます。

 

CAFE HAUS(東京・江東区)

 

(1)コミュニティの中心となるCAFE HAUS

豊洲に位置し、ランチ、ディナー、カフェなど食事需要だけでなく、コミュニティの集いによる需要によっても繁盛しているお店様のようです。

HPを拝見すると、壁がなく、窓ガラスの面が広く開放的な空間と、テーブルなど木材を利用していて暖かい雰囲気が伺えました。

CAFE+ 1という理念の通り、カフェ機能にもう一つ加えているのがCAFE HAUSのようです。+1というのも、親子でパン作り、フラワーアレンジメント、赤ちゃんとランチなどのイベントを開き、地域の人の交流の場を提供しています。


 

(2)街に住む人に必要とされているお店作り

徹底的かつ綿密な調査のもと、街に必要とされているお店作りをしているのもCAFE HAUSの特徴かもしれません。

例えば豊洲という地域には、段階ジュニアと呼ばれる若い世代の高所得の夫婦が多く住み、その奥様方の消費意欲をターゲットにし、彼女らが必要なものを作るようになっているようです。

その調査資料で決定的要因となったのは、乳幼児を連れて行くバギーらしいです笑

豊洲の方々がもつバギーの値段を調べると10万重以上するものを使っている方がいる!などのように可処分所得が高いかなど分析していたらしいです。

 

(3)経営者と現場スタッフの理念の共有

「まず大切なのは、掲げた事業コンセプトをスタッフの一人一人と理解し、共有すること。その上でお客様にとってCAFE HAUSがどうあるべきかのストーリーを、共に考えることが重要である。」といいます。

このように経営者と現場スタッフの理念の共有が徹底されているからこそ、このお店様の強みがあるのかもしれません。

 

まとめ

(1)コミュニティの中心となるCAFE HAUS

(2)街に住む人に必要とされているお店作り

(3)経営者と現場スタッフの理念の共有

 

飲食店経営 2012.5参照

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